チャメとチロとの となか暮らし

ちょっぴり都会ちょっぴり田舎の木更津で暮らすジジババと二匹の猫とののんびり生活

諏訪〜安曇野〜松本 家族旅行② 諏訪大社上社本宮編

安曇野への一泊旅行、早朝木更津出発

横浜の娘をピックアップして、まずは諏訪大社に向かいました

 

諏訪大社諏訪湖を囲むように南側に上社かみしゃ本宮ほんみや前宮まえみや、北側に下社しもしゃ春宮はるみや秋宮あきみやの四社からなる神社です

せっかく行くのですから四社巡り

四社の格に優劣もなくどこからまわってもよいとされているので

諏訪IC近くの上社の本宮から

 

鳥居をくぐると本宮二之御柱

 

諏訪湖御柱祭は大木を人力で山の急斜面を落とし死亡事故も起きるような大変なお祭りということくらいしか知りませんでしたが

いろいろ見聞きすると

御柱祭は正式には「式年造営御柱大祭」といい、7年目毎の寅年と申年に行われる祭儀だそうで、次は2028年の春に行われるそうです

御柱祭は御社殿を造り替えることと、その御社殿の四隅に奥山から伐り出した大木(御柱)を建てることだそうです

 

上下四社に4本ずつ、計16本のモミの木が御柱として建てられます

上社の8本は約25km離れた八ヶ岳山麓の御小屋山の社有林から

下社の8本は約20km離れた霧ヶ峰高原の続く東俣の国有林から曳き出すそうです

長さ17m近く、重さ約13tもの大木を

車もコロも使わず人力のみで曳くには

一本に1〜2,000人が力を合わせる必要があります

 

荒く勇壮な行事で、山の急斜面を落としたり、川を曳き渡したり

途中急カーブや狭い道なども

コロも使わず人力のみでお宮まで曳きずってくるというのですから

社殿の四隅に曳きつけられた御柱は、冠を三角錐に切り落とされ、氏子たちを乗せたまま人力で立ち上げられるそうです

 

一度は見てみたい勇壮なお祭りですね

7年毎と言っても上社は2年前、下社は3年前から御柱となる大木を見立てる仮見立ての行事が始まるそうです

仮見立てのあと→本見立て→伐採→上社は御柱抽纖式おんばしらちゅうせんしき(下社は予め担当が決まっているそうで抽選なし)→山出し→里曳きとなるようです

 

 

上社本宮二之御柱の横には重要文化財

入口御門 

約70mの廊下を通り

本宮一之御柱

四之御柱は近くに行けず遥拝所から

三之御柱は隣の蠶玉こだま神社から見ることができます

4つの御柱を見ることと御朱印をいただくのを忘れてはいけません

諏訪の温泉の源泉ともいわれる明神湯

熱いお湯が出ています

 

次は前宮へ

地図で見ると歩いていける?

駐車場まで戻ることを思ったら歩こうかと

歩いて行ったのですが思いの外遠かった

石清水で休憩できるかと思えば、ちょうど清掃中で使えず

北斗神社という神社がありましたが、約200段という石段を登る元気もなく

そうやって3人で歩いていると後ろで突然爆発音のような大きな音

びっくりして振り返ると20mほど後ろで2台の車が正面衝突したのか一車線ずつの道路をふさぐように止まって破片が散らばっています

運転者も無事のようでしたし、たくさん人が出てきましたので私たちは進みましたが、あっという間に渋滞

何かあったのですか?と聞かれるドライバーに事故があったばかりで通れませんよと知らせながら

パトカー、救急車ともすれちがい

 

車で移動しなくてもよかったかも

あと5分ほど遅かったら巻き込まれていたかもなんて思いドキドキしながら前宮まで歩きました

 

真夏のような日照りと暑さ

ヘトヘトになりましたので、この辺で

 

つづく